格安チケットのカラクリ2011年06月04日 22:50

 トラベル××や○○コちゃん、その他格安航空券一括検索で出てくる超超激安チケットはまず購入できません!
 WEBサイトに掲載と同時に予約はすぐに入る・・・ということがあるとしてもほぼ全て購入できないのは?。
 まず行き先を指定、日付を指定、泊数を指定・・・検索ボタンをクリックすると通常、最安値から表示されますが、それらのチケットの販売会社に問い合わせをしても全て完売・・・・・表示価格の倍、3倍、4倍する金額のチケットならお取りできますとの回答がほぼ99%きます。
 
 こちらとしては、最安値のチケットを購入したいのではないため、そのチケットは完売しました・・・・の返事だけで良いのですが、必ずといってよいほど、同一の(飛行機)便の高額なチケットの案内をしてきます。
 ところが、キャンセル待ちを依頼しておくと時によっては、出発直前で激安航空券のキャンセルが出たとのことで予約が可能になることがあります。このようなことが過去に数回あり、そのカラクリを考えてみました。

①旅券販売業者A社は、格安の金額設定(例19,800円)を一括検索に登録する。そうすることで、格安チケット検索でA社は、最も上位に表示される。A社にとっては、上位に表示されることや超激安価格でチケットを販売しているという大きな広告になり、大きなメリットとなる。
 しかし、実はその価格での旅券は存在しない。そこで、高い料金の旅券を案内する。(例69,800円)
 注)この問い合わせの際に、69,800円は高いので、一応19,800円のキャンセル待ちを入れる。
 
②仮にA社が20席を既に航空会社から買い取っていると仮定。
 しかし、出発直前まで15席しか売れなかった。
 そのため、キャンセル待ちを入れた人たちに19,800円で5席を完売する。こうすることで空席よりもマシということになる。

 この話を某大手旅行業務の営業マンにぶつけてみました。
 すると・・・・・「他社の超激安旅券が本当は存在しないというのは、分かりませんが、超激安(例19,800円)のチケットが1席だけということはあり得ることですとのこと。
 さらに、その1席が完売してもWEBサイトに掲載を続けることで客を呼び込む効果があるので掲載し続けるとのことでした。
 全ての超激安チケットがこのような商法だとは限りませんが、一括検索サイトには、その超激安チケットの購入可能座席数、購入済み座席数などの表示をお願いしたいものです。